Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

野球肩のキャッチボール開始基準に何を用いるか(疼痛再現テスト)

野球肘

肩の投球時痛は、肩甲上腕関節がzeroポジションにから外れ、late cocking phaseでの水平伸展、acceleration phaseでの外転位外旋、follow through phaseでの水平屈曲、、屈曲位内旋が生じた時に発生します。

https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-7167

再現テスト

  • a)肩関節外転・外旋位からの水平伸展強制
  • b)肩関節外転位での外旋強制
  • c)肩関節屈曲位での内旋強制

※暴力的にならない範囲にて最終可動域まで行い、疼痛が誘発されなければ陰性、誘発されれば陽性になります(肘関節は屈曲位にて)。

 

疼痛の有無に関わらず、可動域の制限や拡大も同時にチェックし、通常、疼痛は最終域で生じるか肩峰下下部タイプ(肩峰下インピンジメント)では可動域の途中にて疼痛が発生します。

※a,bはcocking phase、acceleration phase、cではfollow through phaseでの投球時を再現出来ます。

 

圧痛所見を認める筋に対しては、筋リラクセーションやストレッチなどを行い、圧痛が消失した後に再現ストレステストを行い、疼痛の陰性化や著名な軽減が認められれば、圧痛所見を認めた筋が疼痛に関与していたと考えられます。

 

この投球時痛を再現するテストを行うことにより、テストで陰性化した時点でキャッチボール開始基準として有用になります。

http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-2180

引用・索引 スポーツ障害の理学療法