スポーツ選手の筋組織についても、マラソンをはじめとする持久的競技選手では遅筋線維の割合が極めて高く、逆にスプリント的強度の選手では速筋線維割合がやや高いことが報告されています。
※これが遺伝的に優れているからなのか、長年の努力で筋組成を変えた結果なのかは断定出来ません。
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遅筋線維と速筋線維
持久的トレーニングによって速筋線維が遅筋線維へと変化することは間違いなく、したがって、持久的競技の選手は遺伝的要因にとらわれず、トレーニングによってつくることが可能と言えます。
一方、筋力トレーニングによって遅筋線維を速筋線維に変えられるかについては「変えられる」とする説と「変えられない」とする説が半々になり、スプリント競技やボディビルではトレーニングだけではどうしようもない部分が少なからずあるのかもしれません。
※しかし、動物実験では多くの場合、筋力トレーニングによりタイプⅡaの割合が増えることが示されています。
https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-2833
引用・索引 究極のトレーニング 石井直方
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