Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

筋肉タンパク質代謝の栄養調節は、運動終了直後から極めて短時間内に進行している(インスリン分泌刺激作用の無い甘味剤は効果なし)

 

インスリンと甘味料

ラットにレジスタンストレーニング(スクワット運動)を負荷させ、運動直後にa)アミノ酸混合物をインスリン分泌刺激性のグルコースと組み合わせたもの、または、b)インスリン分泌刺激性のない人工甘味料エリスリトールと組み合わせたもの、そしてc)アミノ酸混合物のみを投与しました。

 

8時間後において、大腿部筋肉内のタンパク質含量はアミノ酸+グルコース投与で大きくなりました。

 

a)アミノ酸混合物をインスリン分泌刺激性のグルコースと組み合わせたもの

125mg→170mg

 

b)インスリン分泌刺激性のない人工甘味料エリスリトールと組み合わせたもの

120mg→140mg

 

c)アミノ酸混合物のみ

120mg→150mg

 

そして、筋肉タンパク質の分解を示す指標である尿中3-メチルヒスチジン排出量はアミノ酸+グルコース投与で小さくなりました。

 

http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-6897

筋肉内でのタンパク質代謝

スクワット運動直後から3時間にわたる血中のグルコースインスリンの反応を調べたところ、アミノ酸+グルコース投与では強い上昇反応が認められますが、アミノ酸+エリスリトールやアミノ酸のみの投与では、微弱な反応しか認められません。

 

タンパク質代謝を調整するインスリンに注目すると、アミノ酸+グルコースを投与した場合のみ、投与30分後にピークとなる60~90分間のインスリン上昇反応が認められます。

 

筋肉タンパク質代謝の栄養調節は、運動終了直後から60分間ぐらいの極めて短時間内に、効果的に進行していると考えます。

 

http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-5871

引用・索引 実践的スポーツ栄養学