中年から発生しやすくなる肥満と生活習慣病は、基本的に基礎代謝の減少による脂肪分解力の低下に原因していると考えられています。
それでは、なぜ、基礎代謝が中年から低下するのかですが、加齢に伴い、タンパク質合成能力が低下する為と考えられています。
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基礎代謝
身体のタンパク質合成能力は、睡眠中に成長ホルモンの分泌を見ることのできる中学、高校生の年代まで高く維持されます。
※身体が日に日に充実し発達していくのはそのためです。
筋肉は量と代謝活性の両面で最高の状態にあるので、基礎代謝は高く、自由に食べても太らず、病気にもなりにくいという、生涯最良の健康状態を保持することができます。
※代謝は酵素タンパク質群によって営まれるので、酵素タンパク質の合成が悪くなると、物質代謝、特に筋肉ではエネルギー代謝の活性の低下を見ることになり、筋肉の減量と代謝活性の低下は、即、基礎代謝の低下につながります。
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引用・索引 実践的スポーツ栄養学
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