Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

プライオメトリックトレーニングの重要性(ストレッチ・ショートニング・サイクルは神経、筋の機能改善に伴う爆発的パワーの向上により、多くの種目の競技パフォーマンスに影響を与える)

プライオメトリックトレーニングの重要性(ストレッチ・ショートニング・サイクルは神経、筋の機能改善に伴う爆発的パワーの向上により、多くの種目の競技パフォーマンスに影響を与える)

プライオメトリックトレーニングの目的

多くのコーチやアスリートが、プライオメトリックスはリフティング速度に効果があるため、筋力の向上とパワーリフティングのパフォーマンスの改善にとって欠くことのできないトレーニングとして取り入れられています

 

プライオメトリックトレーニングは、スピードとパワーの向上を目的としてウェイトリフティングプログラムに取り入れられています。

 

1970年代に東欧諸国のオリンピック選手が、より大きなパワーの獲得を目的に初めてプライオメトリックトレーニングを用いました。

 

彼らは、筋が短縮する直前に伸張すると、伸張反射により短縮パワーが増大するという化学的根拠に基いてプログラムを作成しました。

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伸張反射

筋が素早い伸張を検知すると、過度の伸張と傷害を防ぐために無意識な防御反応が起こります。

 

この反応は「伸張反射」として知られており、伸張反射はストレッチ、すなわち伸張性筋活動を行っている筋の活動を増大させ、一層強力に活動できるようにします。

 

その結果、強力な制動効果と短縮性筋活動のための潜在能力が生じます。

ストレッチ-ショートニングサイクル(SSC)

特定の主働筋群で伸張性筋活動の直後に短縮性筋活動が起こると、筋の弾性要素に若干のエネルギーが貯えられることにより、生成された力は劇的に増大します。

 

貯蔵されたエネルギーを再利用を最大下するためには、短縮性筋活動を非常に素早く行う必要があります。

 

このプロセス全体がストレッチ-ショートニングサイクル(SSC)と呼ばれ、プライオメトリックトレーニングの基本となるメカニズムになります。

 

トレーニングや試合で最大に近い重量を通常挙上する筋力系のアスリートは、比較的ゆっくり動作を行います。

 

大きな抵抗を用いたストレングスエクササイズ中に観察される伸張性局面から短縮性局面への移行(償却)は比較的時間が長いために、ストレッチ-ショートニングの原理に基く効果は低下します。

 

また、より軽いウェイトや自重を用いた素早い爆発的な動作に比べると、きわめて重い負荷を挙上する際のSSCの貢献は小さく、弾性エネルギーの大きさは測定可能ですが、伸張性局面と短縮性局面の間の経過時間に大きく依存します。

伸張反射と年齢と成熟レベル

伸張反射による増強は、年齢や成熟レベルに関係があることが観察されています

 

Grossetらは、思春期前の子どもにおける反射興奮性の発達を観察するための実験を行い、彼らは、伸張反射をコントロールする中枢機関は思春期前までに成熟しているが、機械的に引き起こされる伸張反射は子どもの年齢に伴って増加すると考えました。

 

Linらの研究によると、伸張反射の単収縮時間は成長に伴い向上するが、その後さらに年齢が上がると再び徐々に増加に転じることを明らかにしました。

 

この増加は、感覚運動経路の成熟によるものであると考えられます。

伸張反射の発達の要因

伸張反射の発達に寄与すると考えられるその他の要因は、おそらく筋紡錘の感度の向上および(または)筋紡錘のγ運動ニューロンの興奮の増加になります。

 

また、子どもの伸張反射と筋のスティフネスの変化を観察したGrossetらは、反射の振幅と活動中の筋のスティフネスには相関相関があるため、成熟するにつれて低下する筋の弾性特性(および筋のスティフネスに関連する特性)が、伸張反射の発達の主な要因であることを示唆しました。

 

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引用・索引Dietz V Noth J.Schmidtbleicher D.Interaction Between Preactivity and stretch reflex in human triceps brachiiduring landing from forward falls.J Physiol311:113-125


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