乳酸性機構でも利用される糖質、さらに体内に蓄積されている脂肪やタンパク質を水と二酸化炭素に分解する過程で発生するエネルギーを利用してADPをATPに再合成するものです。
分解の過程で酸素が使われることから、この機構を「有酸素性機構」と呼びます。
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有酸素性機構の生理学的メカニズム
外部から取り込まれた酸素は、血液中のヘモグロビンによって筋肉へと運ばれます。
※有酸素性機構は、エネルギー基質である糖質や脂肪が存在し、酸素が供給され続ける限り無限に働くことになりますが、全力運動には対応できません。
それは、この機構によって得られる単位時間当たりのエネルギー量が非常に少ないからです。
※3つのエネルギー供給機構の中でエネルギーが最も少ないので、筋肉がそれほど大きな力を発揮しなくてよい長時間の運動の時に主に動員されます。
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引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学
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