Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

スポーツで優秀な成績を収めるには大脳皮質の興奮水準を高める必要がある(大脳皮質をそれほど使わない人が大きな力を発揮することは生理学上は考えられない)

 

スポーツと脳の関係

スポーツばかりしていて、あまり勉強しない人のことを「あいつは頭も筋肉だ」ということがありますが、スポーツ選手は、本当に頭を使っていないのでしょうか?生理学的にいうと答えは「NO」です。

 

筋肉が大きな力を発揮するためには大脳の興奮水準を高める必要があり、したがって大脳皮質をそれほど使わない人が大きな力を発揮することは生理学上は考えれません

 

さらにスポーツ動作においてはただ単に力を出すだけでなく「力の大きさ」「方向」「タイミング」の3要素を意識的にコントロールして力発揮することが大切です。

 

それらは非常に頭(大脳皮質)を使う作業になり、スポーツ動作で優秀な成績を収めるには、大脳皮質、特に創造性を司る前頭葉の機能が高いことが求められます。

 

先の3要素を自分自身の意思でコントロールしなが動作するのが重要なのであって、何も考えずに漫然と動作をし、コーチにいわれるままにロボットのように身体を動かすのも上達は望めません。

 

ところが、コーチの側がこの生理学的原則を無視し、選手が大脳皮質を使うことを許さず一方的に指導をしてしまうケースがよくあり、そのように指導された選手は意外に早く競技成績の頭打ちがきますし、壁にぶつかったときにそれを乗り越えられずに潰れてしまいます。

 

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脳と意識性

脳を取った状態で筋肉に刺激を与えても、筋肉は太くなります。

 

しかし、鍛えられた筋肉を使うのは脳であり、脳が適切に機能しなければ意味を成しません。

 

レーニングをするときには、選手自身が脳の制御機能を高めるという意識を持って、そのトレーニングの目的、方法、結果、波及効果などをしっかり考えながら行わなければなりません。

 

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求心性刺激

臨床医学の現場ではこのような脳と筋肉のつながりに着目してリハビリテーションが行われています。

 

脳梗塞などにより半身麻痺などの障害を負った人がリハビリを行う際に、筋肉を動かして脳に対して刺激を与えるというものです。

このように末梢から中枢に刺激を送ることを「求心性刺激」といい、この刺激によって脳を活性化させようとするものです。

 

自分自身で筋肉を動かすことが困難な場合には、人の手を借り他動的に筋肉を動かして同じように脳のリハビリ効果を狙うという方法もあります。

 

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引用・索引 勝ちに行くスポーツ生理学