Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

運動-内分泌連関(運動強度はホルモン分泌要因として最も重要)

 

運動-内分泌連関(運動強度はホルモン分泌要因として最も重要)

 

運動は強度や時間、様式によりホルモンを分泌させます

 

中でも、運動強度はホルモン分泌要因として最も重要になります。

 

https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-3671

ストレスとホルモン

ACTH/コルチゾールなどを含む下垂体ならびに自律神経-副腎皮質ホルモンが血中に増加し始めるのは、乳酸閾値に相当する50~60%、いわゆる乳酸閾値(LT)付近であり、心拍計でいえば110~130拍/分を超える強度に相当します。

 

このとき、ACTH分泌がストレスかどうかの指標となることから、運動はこの強度を超えれば、ストレス(運動ストレス)となります。

 

この際、下垂体前葉からはACTH、GH、プロラクチン(PRL)、TSH、中胚葉由来のβエンドルフィン、下垂体後葉由来のバゾプレッシン(AVP)やオキシトシン(OT)などがあります。

 

ランニングや自転車などのダイナミックな運動の際には、その強度の増加に伴い、エネルギー需要が高まり、その要求を満たす為に、筋や肝臓に貯蔵された糖・脂質が分解され、必要なATPが供給されます。

 

また、心拍出量の増加を高めより多くの血液を筋に送るため(血液再配分)、血中へのカテコラミン(主にアドレナリンとノルアドレナリン)やAVPが増加します。

高血圧症とホルモン

心臓からは血圧降下作用を持つ心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)が分泌され、循環動態のバランスをとっており、ANPの分泌閾値はカテコラミンやAVPよりも低強度で生じることから、高血圧症に低強度運動を推奨する理由にもなっています。

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引用・索引 スポーツ・運動生理学概説