Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

思春期頃のアジリティ能力向上の要因(ホルモン変化が神経系のさらなる発達、筋横断面積の増大、波状角の増大、筋線維タイプの分化を促し、力発揮能力を向上させる)

思春期のアジリティ能力

思春期頃のアジリティ能力向上の要因(ホルモン変化が神経系のさらなる発達、筋横断面積の増大、波状角の増大、筋線維タイプの分化を促し、力発揮能力を向上させる)

方向転換速度の発達は直線的ではない

既存の断続的および横断的研究によって、青少年期の子供における方向転換速度(CODS)は自然に発達するものの、その発達は直線的ではないことが間接的に示されています。

 

この見方は近年の調査においてさらに強まり、12歳の少年よりも14歳の少年のほうがCODSが有意に大きいことが示されています。

 

またアジリティ関連の課題において、思春期直前は男女が同等の能力を示しますが、成長期開始頃に性差が生じ始めます

 

男子の場合、CODSのパフォーマンスが最大とのなるのは、13~14歳であることが報告されており、これは身長の成長速度が最大となるPHV(Peak Height Velocity:最大身長成長速度)と一致しています。

 

そしてこの重要な成長基準点以後、男子は身体パフォーマンスが向上し続けますが、または減退するために、CODSに性差が認められ続ける事が調査によって明らかにされています。

 

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CODSのパフォーマンスと発達

思春期直前期

思春期直前期の適応は神経系の発達によってもたらされ、筋肉および筋間のコーディネーション能力と総合的運動制御力の向上によります。

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思春期~思春期直後

テストステロンなどの男性ホルモン、成長ホルモン、インスリン様成長因子の濃度によって媒介されると考えられます。

 

これらのホルモン変化が神経系のさらなる発達、筋横断面積の増大、波状角の増大、筋線維タイプの分化を促し、力発揮能力を向上させるとみられます。

 

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ストレングストレーニングとプライオメトリックトレーニングはCODS向上に有効

ストレングストレーニングとプライオメトリックトレーニング両者の併用が青少年期のCODS向上に有効であることが示されており、CODSは相対筋力や反応筋力と関係することも確認されています。

 

したがって、力発揮を効率的に行う能力が重要であるとみられ、CODSを向上させるためには、青少年期を通じてテクニック(基本的動作スキル(FMS))と身体特性の両方に重点を置くトレーニングプログラムを実施することが有益であると考えられます。

 

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引用・索引A One-Day Field Test Battery for the Assessment of Aerobic Capacity Anaerobic Capacity Speed and Agility of Soccer Players

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