Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

オフシーズンは回復かそれとも準備か?(プレシーズンへ向け、筋サイズや筋力の低下、筋の動員パターンにおける神経系の低下を防ぐトレーニングが重要になる)

オフシーズンは回復かそれとも準備か?

オフシーズンは回復かそれとも準備か?(プレシーズンへ向け、筋サイズや筋力の低下、筋の動員パターンにおける神経系の低下を防ぐトレーニングが重要になる)

オフシーズンの定義

オフシーズンとは、シーズン終了直後から新たなシーズンがオープン戦で開幕するまでの期間であり、多くのアスリートとコーチにとって、オフシーズンは長かったシーズンからの修復、再生、回復に費やすべき時間と定義されています

 

※定義上、オフシーズンには、ポストシーズンとオフシーズン、さらにプレシーズンの準備までが含まれます。

 

数十年前であれば、アスリートは、オフシーズンを使って、自分が通常行っているスポーツ以外のスポーツに従事していました。

 

ピリオダイゼーションモデルの中には、相互に類似性のないスポーツに積極的に参加することは、アスリートに有益であると示唆するモデルもありましたが、1980年台の初めに、パフォーマンスの向上を図り、選手寿命を延ばすためには、アスリートは1年を通してトレーニングを続ける必要があるということが示されました。

 

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プレシーズンとオフシーズン

プレシーズンは従来、1年の中で筋力とパワーの増強を開始する期間として特徴づけられてきました。

 

一方、最近の現場では、アスリートはシーズン直後のポストシーズンを(必要であれば)回復にあて、貴重なオフシーズンの時間を使って新たな筋力や新たな技術に取り組み、テクニックを習得し、翌年に備えてしっかりと基礎体力をつけることによって、早期に競技シーズンに備える必要があることが示唆されています。

 

そのためこの期間は「オフシーズン」と呼ばれるよりも「移行期」と呼ばれることが多く、この間にコーチは、一定の期間をかけて、個々のアスリートの弱点となる分野の改善に取り組みことができます。

 

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オフシーズンからの筋へのアプローチ

オフシーズンは多くの場合、数ヶ月続くため、一般的な身体活動だけを行った場合や、全く活動しなかった場合には、筋サイズや筋力の低下だけではなく、筋の動員パターンにおける神経系の変化を起こす可能性があります。

 

したがって、オフシーズンに続くプレシーズンは、競技特異的な運動パターンを身体に強制的に再学習させることにより、失われたトレーニング時間のすべてを「取り戻す」ために使われ、弱点となる分野を改善するためのドリルに過剰に時間を費やすことは、アスリートの総合的な競技パフォーマンスに役立たないばかりか、実際に競技能力を低下させる可能性があります。

 

その為、プレシーズンのトレーニングに備えてパフォーマンスを最大に高めておくために、むしろ意欲的なトレーニングプログラムを使ってオフシーズンを開始する必要性があります

 

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引用・索引Bompa.T1999 Periodization:Training For Sports.Human Kinetics Champaign.Il

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