Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

力の立ち上がり速度は力-時間曲線の傾きから決定される(50~250ミリ秒の短縮時間は、ジャンプ、スプリント、方向転換などの素早い動きに関連する)

力の立ち上がり速度と爆発的筋力

力の立ち上がり速度は力-時間曲線の傾きから決定される(50~250ミリ秒の短縮時間は、ジャンプ、スプリント、方向転換などの素早い動きに関連する)

爆発的筋力

力の立ち上がり速度あるいは「爆発的筋力」は、競技動作中に発揮される力の速度を表しています

 

一般に、力の立ち上がり速度は力-時間曲線の傾きから決定され、力の立ち上がり速度の値は、素早く、強力な筋の短縮において機能的に重要になります。

 

例えば、50~250ミリ秒の短縮時間は、ジャンプ、スプリント、あるいは方向転換などの素早い動きに関連があり、最大の力を発揮するには300ミリ秒以上を要するため、このような短い短縮時間での運動で最大の力が発揮される可能性は低く、したがって、力の立ち上がり速度と総合的なパワーを最適化するために、軽い負荷を爆発的に挙上する方法を推奨する研究者も存在します。

 

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高重量負荷のレジスタンスエクササイズ

様々なトレーニング介入を考察する際、高重量の負荷を用いるレジスタンスエクササイズが、等尺性の最大筋力を増大させることは明らかであり、また力が弱く、トレーニングを行っていない力の立ち上がり速度を高めることも確実です。

 

高重量のレジスタンストレーニングがアスリートの筋力を増大させ力の立ち上がり速度にプラスの効果を及ぼすことができますが、より筋力があり経験を積んだアスリートの場合、力の立ち上がり速度の最適化とそれに続くパワー発揮の最適化は、爆発的、バリスティックなエクササイズを取り入れることにより、さらに大きな向上を達成することができます。

 

したがって、様々なトレーニングが、力-時間曲線、および力-速度曲線における異なる部分に影響を及ぼす可能性を秘めています。

 

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力の立ち上がり速度に影響を及ぼすトレーニング

例えば、高重量のレジスタンストレーニングは、トレーニング経験のない個人に比べて、最大の力を発揮する能力や力の立ち上がり速度を引き上げることができます。

 

逆にバリスティックなすなわち爆発的なトレーニングでは、高重量のレジスタンストレーニングで起こるよりも、あるいはトレーニング未経験者で起こるよりも、全体的な力の立ち上がり速度は大きく増加します。

 

しかし、爆発的トレーニングでは、総合的な最大筋力レベルを高重量のレジスタンストレーニングと同程度まで高めることはできません。

 

したがって、力の立ち上がり速度とパワーを最大化しようとする際には、多くの場合、混合トレーニングによる方法が推奨されます。

 

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引用・索引Baker D.Comprison of upper-Body strength and power between professional and college aged rugby league players.J Strength Cond Res15:198-209.2001

 

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