Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

アスリートの水分補給(糖質4に対してタンパク質1の割合を加えて摂取することで、水分補給と再補給、筋タンパク質の合成、グリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制する)

水分補給

アスリートの水分補給

アスリートの水分補給(糖質とタンパク質の添加)

アスリートの水分補給の場合、水分の補給と再補給には通常、6~8%のブドウ糖-電解質溶液が用いられます

 

最近の研究では、この種のスポーツ飲料にごく少量のタンパク質を加えると、水分の補給と再補給(また補給した水分の保持)の効果が高まるだけではなく、筋タンパク質の合成(これは糖質飲料のみでは起こらない)とグリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制することが明らかになってきています。

 

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水分補給状態を回復させるには

2001年の研究では、持久力トレーニング経験のある男性10名を対象に、カロリーの等しい糖質飲料(CHO、152.7g)および糖質-タンパク質飲料(CHO-PRO、CHO=112g、PRO=40.7g)をグリコーゲンが低下させる食事と運動の後に摂取した場合、それぞれの飲料はカウンターバランスをとった二重盲検法をとり、グリコーゲンを低下させる食事とランニングの実施後、60分間の間隔をおいて2度実施されました。

 

CHO-PROを投与された試験では、CHOのみの試験に比べて、回復期90分における血中インスリン濃度が高くなりました(前者は60.84mU/ml、後者は30.1mU/ml)(p<0.05)。

 

さらには、ランニングで疲労困憊にいたるまでの時間も、CHO-PRO試験(540.7±91.56秒)のほうがCHOのみの試験(446.1±97.09秒)に比べて長くなりました(p<0.05)。

 

水分補給状態の実用的測定法(体水分の代謝回転は、体液と電解質の移動によって水分が失われることで起こるほか、肺や皮膚、腎臓からの水分喪失によっても生じる)

 

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水分補給と糖質、タンパク質

結論として、グリコーゲンを消耗させる運動を行った後のCHO-PRO飲料摂取は、CHOのみの飲料摂取に比べ、筋グリコーゲン再合成率の上昇、回復プロセスの迅速化、および同日中に行う2度目の運動における運動持久力向上に効果があると考えられます。

 

その後の研究では、糖質4に対してタンパク質1の割合で加えて摂取すると、標準的な糖質飲料に比べて15%、ただの水に比べて40%、運動後の水分補給状態を向上させ、熱中症の予防も示唆されています。

 

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引用・索引 NSCA JAPAN Volume20 Number3 page50-51

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